65年前、あの日も雨だった・・・・・・。
知らせを聞いた少女は土砂降りの雨の中を飛び出した。
雨粒が少女の身体を激しく打つ。
その場に呆然と立ち尽くした少女の目からは、
涙の粒が溢れ出ていた。
少女は十四歳だった。
79歳の汐原静江は、ごく普通のお婆ちゃん。
家族と共に穏やかに暮らしていた。
ある日、彼女は鏡の中に映し出される自分を見て驚いてしまう・・・・・・
十四歳の自分がいた・・・・・・
外は雨・・・・・・
あの日と同じ、雨粒が流れていた。
十四歳の姿で孫に街へ連れ出された静江は、
芸能プロダクションのマネージャーに恋をしてしまう。
65年前の決して叶うことのない初恋の相手、謙太朗その人にそっくりだったから。
そしてなんとアイドルとしてデビューすることになるが
雨の日にしか活躍できない・・・・・・
それでも静江は、アイドルとしての道を進むのか?!
静江の運命は一体どうなってしまうのか?!
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